第420号 多摩川クラブ トピックス 2024/07/27 23:30発表
2024'浅川ガサガサ探検隊
溺れない川の流され方「スイスイ」でスタート。 |
火照った体が「じゅ〜」と音を立てそうだ。水温21℃、故郷「浅川」の水は心地よく(?)冷たい。七月最後の土曜日となった27日、鶴巻橋下の浅川で21回目のガサガサ探検隊を開催した。 連日の猛暑だが、冷たい湧水の川は何処までも清らかで美しい。体を冷やすには最高の場所。しかし浸かりすぎるとブルブル震えるほど寒くなる。 まずは川流れから開始。流れの中での体のコントロール。網を持ってガサガサすれば、不気味な生き物が網の中でピチピチ跳ねている。 「バケツに入れられるか?」 「・・・」 始めて見るでっかい「ヤゴ」。結構グロテスクだ。促すと、恐る恐る掴んでバケツにポイ。初めてが一杯な夏休み。よしよし、良く頑張った。また一緒に遊ぼう!。 |
2024年 「浅川ガサガサ探検隊」 進行の詳細
08:30 スタッフ集合 09:00 受付開始 09:30 開会式 09:50 探検隊開始 |
11:30 ガサガサ終了 11:45 成果発表 12:15 集合写真 12:30 終了解散 |
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観察できた水棲動
天候 晴れ / 水量 やや多め / 水温 21℃ |
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魚種(大きさ) |
数 |
魚種(大きさ) |
数 |
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01 |
オイカワ (5〜16cm) |
122 |
13 |
シマドジョウ (4〜10cm) |
5 |
02 |
カワムツ (8〜15cm) |
200 |
14 |
ホトケドジョヴ (5〜6cm)) |
5 |
03 |
ウグイ (6〜11cm) |
15 |
15 |
ヌカエビ (1〜3cm)) |
100〜 |
04 |
アブラハヤ (4〜10cm) |
10 |
16 |
アメリカザリガニ (3〜11cm)) |
50 |
05 |
カマツカ (12cm) |
1 |
17 |
モクズガニ (10cm)) |
1 |
06 |
ムギツク (4〜8cm) |
8 |
18 |
サワガニ (2〜3cm)) |
2 |
07 |
アユ (17cm) |
3 |
19 |
スッポン (6cm)) |
1 |
08 |
メダカ (3〜4cm) |
1 |
20 |
ヒゲナガオオトビ゙ケラ゙ (2〜4cm) |
100〜 |
09 |
ギバチ (0.8cm) |
10 |
21 |
ハグロトンボ ・ヤゴ(3〜7cm) |
50 |
10 |
オヤニラミ (4〜9cm) |
12 |
22 |
サナエ類・ヤゴ (0.7〜3cm) |
20 |
11 |
ヨシノボリ (5〜8cm) |
20 |
23 |
ヤンマ類・ヤゴ(3〜4cm) |
20 |
12 |
ドジョウ (5cm) |
1 |
― |
―――― |
―― |
計23種 757〜匹 |
数量の(〜)印は、採捕以上の確認数があったことを示す。
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「スッポンの子供」ゲット!。この日の一番人気になった。得意満面だ。忘れない夏の思い出ななったネ。 |
令和の関わり方
昨年度から始まった浅川レンジャーが参加してくれた。大いに助かる。先週21日に研修を受けてもらい、今日運営を手伝ってもらった。その他、市職員のボランティア参加もあり、総勢50名を超えるスタッフ数になった。 嫌々参加なんか誰も居ない。それぞれの場所で活発に動いている。年配の方は子供の安全に目を配り、大学生が子供に魚を獲らせるために四苦八苦している。漁協方々も投網で特別な魚を見せてくれた。どれも新鮮に見えますなぁ〜。 浅川は人口五十万人を超える都市の隙間を流れる川。市内の湧水個所は75ヵ所にのぼり、川の至る所から冷たい湧水が噴き出している。地上はすっかり変わっても、湧き出す水は太古の昔から変わらず清く美しい。 活気ある川遊びのイベントに成長している。誰もが楽しそうなのが嬉しい。もしこれが、新しい湧水との関わり方になれるなら・・・僕ぁ〜幸せだなぁ〜。(賢) |
八王子の「エンジン」。 |
詳細
○開 催 名 | 2024’浅川ガサガサ探検隊 |
○日 時 | 7月27日、午前09時00分〜11時45分 |
○場 所 | 浅川「鶴巻橋」下河川敷 |
○主 催 | 八王子水辺協議会
/ 八王子市 |
○参 加 | 親子121名 / レンジャーとボランティアスタッフ 55名 |
○指 導 | 多摩川塾 中本賢 浅川ガサガサ探検隊 福安徹 |
多摩川クラブ