オオアマナ

大甘菜　オオアマナ（Ornithogalum umbellatum）

「これ、雑草？」

ユリ科　アマナ属



花は3㎝ほどだが、白い花が草原の上で咲くので良く目立つ。花の大きさ3～4㎝、土手にあるのは不自然なほど艶やかさがある。葉は、茎元からゴボっとまとまって出てくる。

分布の中心　日当たりの良い「土手の斜面」

出会える度数　●●●○○

良く見る花の高さ　脛(15～20㎝)

花の裏側と、ツボミ・・・コレ、雑草？

特　　　　長	地際から花茎を伸ばし、根生葉が茎を囲むように広がる。花は茎頭に一輪づつ。

名前の由来	甘菜（アマナ）に花が似ていることからつけられた。

生　　　　活	球根で冬を越す多年草。

分　　　　布	情報なし。ヨーロッパ原産。

利　　　　用	面白がる土手菜。食用のアマナと違い有毒。

環　　　　境	人の出入りの多い河原入り口や、増水時に影響を受ける河原など、人間と川の流れによって、各地区でスポット的に発生。

花　言　葉	「潔白」

茎から分岐する花茎。

ひと言

　近年、都市部の河川敷きでちょくちょく見かける花です。人目に付く場所に多く、最初は植えられたのかも知れません。でも、川での分布拡大はアッという間。図鑑には載っていませんが、実態は途切れることなくかなり目立っています。

　踏まれても、刈られても消えない強さからして、近いうちに全国区版の帰化植物になるかも知れませんネ。