第 305号　　多摩川クラブ トピックス　2013/03/04  21:00発表




準備万端？「長十郎」接ぎ木に挑戦ッ！


別々の木が一本に？初めての接ぎ木体験に、疑問がいっぱい。子供たちの夢は、120本の苗木に託された。



  一年間を通した、東大島小学校四年の総合学習「ふるさとの梨・長十郎」も、いよいよ終盤を迎えている。学習最後のイベントとなる里親会を一週間後に控え、4日川崎区東大島にある校舎で子供たちと最後の準備を行った。

　このイベントでは、太田農園で採取した樹齢100年を超す長十郎の穂木を接ぎ木し、その苗木を区民にプレゼントする。その数は120本。いずれも初めての体験だったが、ほぼ丸一日かけ台木に未来を接ぎ足した。

　里親への譲渡は、11日午前10時    30分より京急大師駅前広場で行われる。子供たちによる歌や踊りの披露の後、公募した区民120名に苗木を託す。ぜひ、子供たちの頑張りを見て頂きたい。



技術センターの関さんの説明は、分かりやすくて子供たちも直ぐに要領を掴む。台木をポットに収め、穂木の枝を差し込んだ・・・ホレ。
ほぼ丸一日かかって作った、里親に出す苗木。たっぷり注いだ愛情は、やがて里親の手により芽を吹かす。




川崎市の協力は望めない。やっぱり県の対応は前向きだ。素晴らしい技術者を送ってくれた。関さん、ご丁寧な対応・・・心より感謝しています。




参加メンバーと、協力してくださった皆さん。本当に・・・感謝。子供たちの郷土愛は、無償の「心意気」によって育まれていると思う。






   詳細

○日　　　時 3月4日　3〜6校時　9時30分〜14時50分
○場　　　所 川崎市川崎区・市立東大島小学校
○協　　力 神奈川県農業技術センター／川崎区
○ ｽ ﾀｯ ﾌ 多摩川クラブ　六名、多摩川塾 2名


多摩川クラブ