第 287号　　多摩川クラブトピックス　 2012/04/09  15:00発表




桜の河原に「一番っ子」の水しぶき


　土手の上に桜。工事で川の形が変わって、いつもと違う場所に付いていた。今年の一番っ子。200〜300匹の群れだった。



　水温16度。桜が満開となった調布市の多摩川で、マルタウグイの産卵が始まっている。産卵水域の最上流部にあたる地域だが、昨年から続く二ヶ領・上河原堰の改修工事で心配されていたが、期待を裏切ることなく始まった。

産卵時期としては、例年に比べるとひと潮分(約15日)遅れた一番子だが、先駆けに相応しい体格のマルタウグイが遡上してきている。早い年で二月下旬、たいていは三月下旬にやってくる一番子の産卵群だか、年明けの寒波により水温が低かったことが原因のようだ。

産卵は一気にピークを迎えている。今年は遅かっただけに、産卵は四月下旬ころまで続きそうだ。散歩の足を伸ばし、励ましに行っていただくと嬉しい。







探検ワンコが、驚いて飛び下がった。コイは追うけど、慣れない水しぶきが怖いのかな？広場にはタンポポ。春が突然やって来た。






詳細
○ 開催日時 20012年04月9日(月曜日)　午後10時00分〜11時頃まで
○ 場　　所 調布市「上河原」付近
○ 参　　加 たわけ者 1名　　探検むわんこ 1号・2号
○ 開 催 名 昼の散歩
○ 協　　力 やさしく見過ごして下さっている皆さん、ほか



多摩川クラブ