「トノサマ」の名の通り、日本でもっとも大きなバッタ。愛くるしい顔をしています。仮面ライダーのモデルとなったバッタです。体はきれいな緑色で、濃茶色と白色のまだら模様の翅を持っています。緑色のほかにも、褐色型もいます。誰にでも分かる、もっともポピュラーなバッタかも知れませんネ・・・。
暮らす場所は、空き地や河原など開けた所が好きで、地上にいることが多いようです。ススキなど、イネ科の植物の葉を好んで食べ、産卵は河原の砂地で行います。春卵は、春河原の植物が芽吹くころに孵化をして、そのまますぐに草原へと移動、脱皮を繰り返しながら成虫へと成長します。
飼育も簡単ですし、子どもらの人気ものになります。飼育ケースで卵を生ませると、楽しみが春まで続きますヨ・・・。
(写真下の段) 左：飼育ケースで交尾するトノサマバッタ。この後卵も生んだ。右：トノサマバッタの四令幼虫。脱皮は５回する。頭でっかちで、ものすごく可愛い。 |
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