第 257号　　多摩川クラブトピックス　 2010/08/15  23:05発表




＃07夏の日野塾

暑くなったらドボンでジューッ


ん？ガサガサで、突然タモ網に飛び込んできた「カルガモ」くん。あまりの可愛らしさに思わずニッコリ。親が心配する前に放す。ビックリしたよねぇ・・・ゴメンね。



  猛暑の続く夏休み、日野の三川公園で夏の多摩川塾を開催した。参加したのは東京多摩地区に勤務する小学校教師と、学習支援を行う父母会の精鋭30名。複数参加の先生方も多く、すでに「学ぶ」を越えた「楽しみたい」モードが嬉しい。清流・浅川に程久保川、それに多摩川の三川で子供の居ない川遊び、のびのびと多摩川を満喫した。

　多摩川とは言え、自然は季節折々の表情を覗かせるものだ。川底の石の色、魚の種類に大きさ変化・・・数が月前、春塾で見た自然と大いに異なる。体験して感じる地元「小自然」変化は、大自然のソレとなんら変わらない。地元が偉大に感じる瞬間だ。

　照りつける太陽に、頭がフラフラすればドボンしてジュー・・・猛暑なんてなんのその、川の面白さを充分に堪能したようだ。






夏の塾は「水冷式」。川の安全教室での川流れ。でも気持ちい〜。マスクを付ければ面白い〜。


＃07「夏の日野塾」進行の詳細

08:30 受付開始

09:00 開塾
　・始まりの挨拶
　・一日の流れの説明

09:10 川への移動

09:15 川の体験講習
　・川を流れてみよう
　・川の安全講習

10:00 ガサガサの上達講座
　・ｶﾞｻｶﾞｻとｺﾞﾛﾀはがし

11:00 川を横断してみよう
　・川の表情と魚の変化！
　・違いをｶﾞｻｶﾞｻで確認ッ！

11:30 １日の「まとめ」

11:45 閉塾・後片付け



水質の変化や、水温の変化が、底生生物の変わり方でよく分かる。川底の再生を伝える「ﾋｹﾞﾅｶﾞｵｵﾄﾋﾞｹﾗ」。




確認できた水生生物

魚種(大きさ)

数

魚種(大きさ)

数

01

 　コ　　イ　(4ｃｍ)

1

11

 　カマツカ (9〜16ｃｍ)

4

02

 　ギンブナ　(3〜4ｃｍ)

3

12

 　シマドジョウ (5〜11ｃｍ)

28

03

 　オイカワ　(6〜7ｃｍ)

32

13

　ナマズ　(3〜4ｃｍ)

1

04

 　カワムツ  (9ｃｍ)

1

14

 　ｱﾒﾘｶｻﾞﾘｶﾞﾆ(8〜15ｃｍ)

7

05

 　モツゴ　　(3〜4ｃｍ)

3

15

 　ヌカエビ (2.5ｃｍ)

77

06

 　タモロコ　(3〜4ｃｍ)

8

16

 　モクズガニ　(2ｃｍ)

1
07 　ｱﾌﾞﾗﾊﾔ　(3〜4ｃｍ) 26 17 　スジエビ (4〜5ｃｍ) 3
08 　メダカ　 (4ｃｍ) 1 18 　ﾄﾝﾎﾞ・ヤゴ (1〜3ｃｍ) 6
09 　ﾄｳﾖｼﾉﾎﾞﾘ (6ｃｍ) 1 19 　ｱｶﾐﾐｶﾞﾒ　 (25ｃｍ) 1
10 　ｼﾞｭｽﾞｶｹﾊｾﾞ (5〜6ｃｍ) 6 20 　カルガモ　 (25ｃｍ) 1
計20種　　211匹




いつもの本流「しだれ柳」の前で、ハイポーズ。







詳細
○ 開催日時 20010年08月15日(日曜日)　午前 09時00分〜12時まで
○ 開催場所 日野市落合「日野三川公園」
○ 参 加 者

小学校教師30名 ｽﾀｯﾌ参加2名   

○ 開 催 名 「先生が楽しくったってイイじゃないかッ！」＃07日野塾
○ 主　　催 NPO法人「多摩川塾」
○ 後　　　援

国土交通省京浜河川事務所／川崎市教育委員会／稲城市教育委員会／日野市教育委員会／多摩市教育委員会／八王子市教育委員会／大田区教育委員会／世田谷区教育委員会／狛江市教育委員会／調布市教育委員会／立川市教育委員会
○ 講　　師 塾頭・中村将裕/渡辺一也/遠藤教行


多摩川クラブ