2008’ 「多摩川塾」
開催を振り返って
2008/12/30 ＮＰＯ法人 多摩川塾
目次
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1.はじめに 2.多摩川塾 「塾」開催の場所と、講義の内容 ○開催地の選択 ○参加者の募集方法 ○講義の内容 ＃01 多摩川の再生力 “調布塾” 「春の産卵観察」 ＃02 多摩川の再生力 “二子塾” 「春の観察」 ＃03 多摩川の環境力 “殿町塾” 「殿町ｶﾞﾀｶﾞﾀ探検隊 春」 ＃04 多摩川の楽しみ方 “世田谷・大田塾” 「野川 ｶﾞｻｶﾞｻ探検隊」 ＃05 多摩川の楽しみ方 “二子塾” 「二子玉 ｶﾞｻｶﾞｻ探検隊 初夏」 ＃06 多摩川の再生力 “狛江塾” 「オイカワの産卵床作り」 ＃07 多摩川の楽しみ方 “東扇島塾” 「海からの再生」 ＃08 多摩川の環境力 “八王子塾” 「浅川ガサガサ探検隊」 ＃09 多摩川の環境力 “殿町塾” 「殿町ｶﾞﾀｶﾞﾀ探検隊 夏」 ＃10 多摩川の楽しみ方 “二子塾” 「二子玉 ｶﾞｻｶﾞｻ探検隊 夏」 ＃11 多摩川の環境 “日野塾” 「多摩川と支流の環境 」 ＃12 多摩川の楽しみ方 “稲城塾” 「秋の河原学習」 ＃13 多摩川の再生力 “狛江塾” 「アユの産卵観察」 ＃14 多摩川の再生力 “東扇島塾” 「人工海浜のアサリ復活調査」 4. 参加教師の参加地域と年代 5. アンケートの回答 6. 多摩川環境学習の進め 7. 開催を振り返って |
はじめに
| 多摩川塾は、多摩川流域に勤務する小学校教師対象にした環境学習講座です。子供たちや地域にとって、多摩川は最も身近で関わり深い「自然」。そんな自然と触れ合いながら素晴らしさを知ってもらい、自身の興味と共に学習に生かしいて頂くための企画です。 昨年のプレ開催に引き続き、いよいよ本開催となった今年。これまでに計13回の塾を開催、延べ207名の小学校教師の参加がありました。また、期間中新たに多摩川環境学習を開始する学級が現れるなど、新たな可能性を感じる一年目でもありました。 「良い子は川で遊ばない・・・」近づいてはいけない場所だった多摩川で、ふたたび新しい芽吹きが生まれつつあることを実感しています。 以下は、2008年度に開催した多摩川塾と、啓蒙活動として併催した環境学習講座の詳細と報告です。 |
多摩川塾
「塾」開催の場所と、講義の内容
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○開催地の選択 塾の開催した場所は、多摩川中流域を中心とした計八ヶ所で、開催基準は次の項目に複数該当する地区から選んでいます。 ①多摩川環境学習が安全に執り行える環境がある。 ②近隣地域に、すでに関心を持つ小学校が複数存在している。 ③多摩川の環境を、象徴的に伝える地域環境がある。 ④教育委員会、及び担当行政機関の理解がある地域。 ⑤父母会などのサポートが期待でき、地域への広がりに可能性がある。 基本的には、学習として継続できる「安全が有ること」を第一にしています。開催に至った「塾」は次の八ヶ所です。
○参加者の募集方法 参加者の募集は、開催地で学習開始可能な小学校に勤務する教師を設定、各教育委員会からのチラシを配布して告知、参加を募りました。なお、一般参加として同小学校のPTA及び、父母会など、今後の学習を支援する地域参加も受け付けています。 募集は受講者だけでなく、毎回の運営スタッフも募集。上記以外の申し込み者が、スタッフとして参加しています。 ○講義の内容 講習は、現地の環境を活かす内容で毎回変わりますが、基本的には次のような流れで進行しました。
各開催地での講習は、同じ切り口で四季を追う定点観察を中心にして、野生生物や環境の変化を学ぶ内容を目指しました。主だった開催地では「春塾」「夏塾」「秋塾」と三期に分けて開催しています。開催別の内容は次の通りです。 |
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